定山渓温泉 白樺の湯
メルヘンチックな外観 手前が温泉湯。向こう側は薬湯 無色透明無味無臭のお湯 |
定山渓温泉は、札幌市の奥座敷。 豊平川渓谷に沿って温泉街が形成されておりまして、大小温泉付き宿泊施設やら、官公庁+民間企業の保養所、別荘などはたくさんありますし、観光的足湯やら手湯はあちこちに整備されているのですが、日帰り温泉施設やら、ましてや共同浴場なんかは全然なかったんです。 2年ほど前に、初めて日帰り専用施設ができまして、それがここね。 ・施設 外観は,「カッワイ〜(*^_^*)」って感じのメルヘンちっく建築。妖精のお家かな?うきゅ! 内部はとってもきれいで、ログハウス風。きもちいいいいすよ。明るくて清潔だし。 休憩所、お食事どころ(950円のランチセットあり)もありまして、そのかわりお持ち混み全面不可っす。P2台分以上。大人1000円。11時〜22時。月曜日定休。 ・湯船など 施設のいたるところに、うるさいくらい「当館は源泉100%かけ流し」である旨の張り紙があります。源泉からダイレクトにお湯を湯船に投入している方式ではないです。源泉温度が高いため、一度タンクに貯めて冷ましてる。湧いてから24時間以内のお湯を湯船に投入している云々とも。はぁ・・・そうなんですかぁって感じ。 ナトリウムー塩化物泉。源泉温度71.7℃。PH6.52。乾燥残留物2.974g/kg。成分はほとんどNaCl。無色透明無味無臭、ツルツル感なし。泡付き無し。湯の華なし。全く特徴無し。わずかに白濁してるかな?って感じ。 だけどね、良くも悪くも定山渓温泉ってのは、そんなお湯なんです。浴感はとっても希薄。 豊平川渓谷に沿って、河原にたくさんの源泉小屋がありまして、そこから大量の熱いお湯が湧いています。川の流れの下に熱鉱床があるんでしょうね。 川水が染みこんで伏流水になり、熱せられて湧き出てくるって仕組み。川水循環方式だからして、温泉のもとであるお水の供給は潤沢。湯量はとっても豊富だけど、川水が熱せられてそのまんま出てくるような構造だから、お湯は淡泊そのものなんですよ。 タイル張りの明るく清潔な内風呂には、薬湯と水風呂も併設。開放感があり眺めもいい露天風呂もあります。(露天風呂の浅さには背の高い人は難儀するかも) ・感想 定山渓温泉ってのは総じて入浴料が高すぎ。この施設も決して悪いとは思いませんけど、私の感覚では、たとえ観光地価格であっても、せいぜい「700円」がいっぱいでしょう。(H17.4.9入浴) 看板に入浴料が700円となってました。(H17.10.15) |
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